犬の歯磨きは毎日必要?③
こんにちは、たろすです。
愛犬の歯磨きは毎日必要!とデカい口を叩いている私ですが、
昨日はどうしても体調不良で寝る前にしている愛犬の歯磨きをせずに眠りについてしまいました…
自分の中のルールとして「自分にしたことは犬にもする」を課しているので
普段自分がオヤツを食べれば犬にも犬用のオヤツをあげますし、外出する前には散歩に行きます。
毎日の歯磨きにもそのルールを課しているので、昨日は自分の歯磨きもしないまま就寝してしまいました。
ガサツな性格なので自分のなかでは朝磨けばギリギリセーフなんですが、なかなか世間から引かれそうですね
愛犬の歯磨きが習慣化するまではなかなかルーティンのなかにうまく組み込むのが難しいかもしれませんが
なにかしらマイルールを課すことで強制的に習慣化することも可能ではないでしょうか
「愛犬の歯磨きをしないと自分の歯磨きNG」「愛犬の歯磨きしないと化粧NG」などなど自分なりのマイルールで習慣化を目指しましょう
犬の歯磨きに必要なもの
・歯ブラシ
・水を入れたコップ
・一口大のオヤツ(写真のオヤツは歯磨きガムを小さくカットしたもの)
※多頭飼いの場合はワンちゃんそれぞれに歯ブラシを用意してあげましょう
歯磨きのやり方
歯ブラシはペン持つようにすると余計な力を入れずに磨くことが出来ます
力で磨くようなことはせずに、歯ブラシの毛で優しく汚れを落としてあげましょう
磨きやすい前歯・奥歯から始めてみよう
犬の歯は切歯(前歯)、犬歯(キバ)、前臼歯(手前の奥歯)、後臼歯(奥歯)があります。
まず犬歯を歯ブラシで一撫でしてみましょう
いちばん見やすくて、一番磨きやすい部分です
歯磨きが苦手だったり、歯磨きを始めたばかりのワンちゃんには、一撫で歯磨きをしたら一粒オヤツをあげて歯磨きに良いイメージを持ってもらいましょう
犬歯の上下左右4本を磨けたら、次は奥歯を磨いてあげます
奥歯をしっかりと目視するのはなかなか難しいですが、奥歯の大きい歯から確認して行いましょう
口を開いてしまわないように、マズルを優しく手で包んであげながら行うと、しっかりと磨くことが出来ます。
少しずつ、しっかりと目視しながら磨けるように唇をめくったりできるように練習していきましょう
歯磨きが苦手で、歯を食いしばって頬まで固くしてしまうワンちゃんには、歯磨き前に頬をマッサージして優しくほぐしてあげると良いですね
前歯を磨こう
犬歯、奥歯を磨けるようになったら、次は前歯を磨いてあげましょう
鼻の下をぺらッとめくると人と同じような平らな歯があります。
上下それぞれ、丁寧に磨いてあげましょう
一撫でごとに一粒のオヤツは忘れずにあげてくださいね
残りの歯を磨こう
犬歯、奥歯、前歯を磨いたら残りの歯を確認していきましょう
前臼歯と呼ばれる、犬歯~奥歯の間の部分の歯は
歯茎から出ている部分が小さく、見逃しがちな部分になります。
小さい歯も見逃さずに、優しく磨いてあげましょう
歯の裏側を磨こう
最後に歯の裏側を磨きましょう
なかなか難易度が高いので、無理に行うことはせずに歯ブラシに慣れてから進めてあげましょうね
1撫でごとに歯ブラシは濯ぎましょう
もちろん毎回流水で濯ぐでもOKですが、少し面倒ですよね
コップに水を入れておいて、1撫でごとに歯ブラシを濯ぎましょう
歯磨きが終わったあとにコップを見ると、落ちた汚れが一目瞭然で、やり甲斐も感じます(笑)
↓こちら歯磨き後の水です(透明のコップだとより見やすいですよ)
オススメの歯ブラシ
犬用の歯ブラシ、いろんなメーカーからたくさん出ていますが
ほとんどが犬の口のサイズに合わせた小さなものが多いように思います。
小さい歯ブラシは一見磨きやすように見えますが、一回で磨ける範囲が少ないので、その分多く磨く必要があります
歯ブラシを選ぶポイントは毛先の密度と毛の柔らかさです。
たまったプラークを効率よく掻き出すため、そして愛犬の歯茎を傷つけない為使いやすい歯ブラシを選んでいきましょうね
いま私が使用している歯ブラシは左の青い歯ブラシ(Tepe)です。
右のものと比べて毛量の多さ一目瞭然ですね
とても柔らかい毛なので、使いやすさを実感しています。
パピーのうちに出来ること
犬の歯の生え変わりは、生後5〜6ヶ月ほどの時期に起こります。
生え変わり前の時期は絶好の歯磨き練習期間!
生え変わる前に歯磨きの練習をばっちりしておくことで、愛犬の一生モノの歯で後悔することは無いでしょう
警戒心が薄いパピーの時期に歯磨き練習をすることで、飼い主さんもワンちゃんもストレスなく歯磨きすることができますよ
是非、お迎えした直後から歯磨きを日常に取り入れていきましょう
自分の愛犬を迎えた時から歯磨きをしなかったこと、犬には歯磨きなど不要と思っていた過去、全て後悔でしかありません。
みなさんがこんな思いをしないよう、みなさんの愛犬が一生健康においしくご飯を食べられるよう
何かの参考になれば、幸いです。
そしてわたしも、またこれからできることを模索して今後も引き続き愛犬とトレーニングに奮闘して行きたいと思います。
それでは
たろす