いぬずと成長日記

ポメラニアンとポメ柴と暮らしてます

散歩は何のためにする?

 

こんにちは、たろすです。

 

みなさんは愛犬と毎日お散歩に行っていますか?

 

外でしか排泄をしないから雨の日でも嵐の日でも外に行って散歩をします、という場合もあれば

散歩に行かないと行くまで玄関で待ったり、自らリードを持ってくるワンちゃんがいたり...

 

なんとなく、犬は散歩が大好き!というイメージがあるんじゃないかなあと思います。

 

#犬の散歩 #犬のいる暮らし

 

 

うちの愛犬も散歩は大好きです!

2頭いるうちの上の子は散歩で歩くのが好きというよりも、お出かけが好きなようで距離を歩くのはそこまで好きではないようです。

下の子は、歩くのも大好き。ニオイ嗅ぎも大好き。まだまだ若く自分の疲れよりも好奇心といった形です。

 

散歩は基本的に一日2回

朝2頭と一緒に行って、夕方にそれぞれ別に行くようにしています

基本的にはこの流れですが昼間に来客があって遊んでもらったり、病院やトリミングなど犬の用事があった場合はまた異なります。

 

体力的な部分の他、精神的に犬が疲れていそうだと感じたら、散歩を休んだりもします。

 

精神的に犬が疲れている、というのは何も嫌なストレスがかかったときのみではなく、友人が遊びに来て犬のテンションが上がったときにも当たります。

楽しい時間、特に体力を使ったわけではなくても強烈テンションが上がると終わった途端に疲労感があったりしますよね

 

我が家の犬にもにもそんなものがあるようで、精神的に疲れているときに無理に散歩に行くとなにやらイライラしていることが多いので、

そういうときにはゆっくりと家で過ごすことにしています。

 

他にも、雨の日にはお散歩をお休みします。

霧雨のような雨なら問題はないのですが、雨の粒が大きいときに、地面から跳ね返る雨の粒と

濡れた地面が苦手な様子です。

小さい頃から慣らしていたらまた違ったのだとは思うのですが、今から無理に慣らす必要もないと考え、雨の日は家でたっぷり遊んだり、ベランダで気分転換をしています。

 

毎日お散歩に行く習慣がある家庭からすると、もしかしたらそんなのダメじゃない?と思われるかもしれませんが、

わたしはこれが我が家の最善のスタイルだと考えています。

 

 

以前、出張トレーニングという学校の課題で「お散歩が苦手」というワンちゃんのご家庭に訪問しました。

 

ミニチュアダックスのナツちゃん7歳

 

お話を聞くとペットショップから迎えた際に「散歩は必要ない家庭犬です」と言われた為、迎えてから最近まで散歩に行っていなかったとのことでした。

 

ある時散歩にいくべきなのかと思いたち、外に連れて行ったらナツちゃんは家の外に出た途端身体が硬直し、歩きたがらなかったそうです。

 

 

相談内容を聞いた時わたしは最初「それは大変だ!」と思いました。

やっぱり散歩には行ったほうが、心身共に犬の健康に繋がるという思いがあった為です。

 

どうしたら外が怖くなくなるだろうか、、と思いを馳せていろいろな事を試してみてもあまりうまくいきません。

今考えると、時間をかけてゆっくりと解決していくべき問題なので、短期的に解決できるわけもないのですが、出来る事をと考えてもあまり力になれませんでした。

 

それをスクールの先生に相談すると、思ってもいない答えが帰ってきました。

「そもそも飼い主さんはどうして散歩に行きたいの?」

 

犬に散歩は絶対に必要、基本的に毎日行くべき

と考えていたわたしには目から鱗でした。

 

現状、ナツちゃんにとって外は恐怖の対象でしかありません。

無理やり外に行くよりも、お家のなかで楽しく走り回っていた方がナツちゃんにとっては幸せでしょう

 

飼い主さんとしても、「犬は散歩にいくもの」という気持ちから出た悩みであって、それを考える以前にはストレスは無かった筈です。

 

ナツちゃんは家族以外の他人も恐怖対象であった為、直接トレーニングは出来なかったのでわたしから飼い主さんにナツちゃんとできるお散歩のコツや気をつけるべき事をお伝えしたり、家でできるトリックなども伝えて、出張トレーニングは終了しました。

 

 

街中でお散歩しているいろんなワンちゃんと飼い主さんを見ると

飼い主さんが自転車で犬を走らせていたり

携帯を見ながら歩く飼い主さんとその後ろを歩く犬

犬が全力でリードを引いている様子やその逆で飼い主さんがリードを思いっきり引っ張って犬を無理に歩かせているような光景もよく見かけます。

 

その一瞬だけ見ると、上記であげたようなお散歩は意味のある散歩には全く見えません。

 

犬にとって情報収集であるニオイ嗅ぎもまともにできず、

飼い主さんと愛犬の大事なコミュニケーションの時間のはずなのに目も合わず、

リードを張る事で呼吸が苦しくなるような散歩は良い散歩とはいえないでしょう

 

ですがそれにはもしかしたらその家庭それぞれの理由があるかもしれないし、その時偶々だったのかもしれません。

見かけただけでは、なにも分かりません。

 

 

そして犬にとっての散歩がどういったものなのかも、その家庭それぞれです。

 

愛犬にとって、自分にとって良い時間が過ごせるようにお散歩をしっかり考えるきっかけになったら幸いです。

 

たろす

 

 

 

 

犬の視点に立って考えよう

 

こんにちは、たろすです

 

以前から引き続き愛犬のダウンステイのトレーニングに励んでいます。

最初の頃と比較すると、少し距離を伸ばせていたり待てる時間が伸びていたり進歩はあると思っているのですがなかなか「ダウンステイできます!」というレベルまで行くことが出来ません。

 

 

時折、近所のコンビニやスーパーの外に繋がれているワンちゃんを見かけます。

 

ワンちゃんがポツンと一人待っている様子を見ると悪い人がいて攫われたりイタズラされないだろうか...と少々不安になってしまいますがそういったことは一旦置いておいて

 

ピシッと凛々しくオスワリをして待っているワンちゃんや、道行く人を楽しそうに眺めているワンちゃんなど

落ち着いた様子で余裕の態度で飼い主さんの帰りを待っている子…

自立心があって、待っていれば飼い主さんが帰ってくることをしっかり分かっています。

目標としては愛犬もこんな風になってほしいなと思っています。

 

いろんなことが心配なのでやったことはありませんが、

今の愛犬をコンビニの外に繋いだりしたらきっとギリギリまでリードを張ってクーンクーンと可哀そうな鳴き声を出すと思います。

もしくは戻ってこい!と慌てて吠えてしまうかもしれません。

 

ダウンステイの練習をしている最中でも、15歩程度離れるとパッと立ち上がってよって来ようとしてしまうことがたびたびあります。

傍にいたい...と思っている愛犬を見るとカワイイという思いと切なさとが入り混じってしまいなかなか難しいトレーニングだな~と思います。

 

ダウンステイの練習中、まだ愛犬には「飼い主が必ず戻ってくる」という確証が得られていないのでしょう

 

ダウンステイの練習中、離れたところからマテを指示しているのにも関わらず愛犬が立ってy追ってきてしまったときの事です。

ダウンステイ失敗してしまったので、一旦愛犬の元に戻ってやり直そう…と思いましたがこのまま私が戻ったら

ダウンステイを失敗したにも関わらず愛犬にご褒美が与えられることになります。

 

飼い主の下に行きたかった愛犬にとって、「飼い主が近くに来ること」はご褒美になるのです。

愛犬からしたら「ダウンステイ」の指示をされたけど我慢できずに立っちゃった。でもそのあとすぐ飼い主が来てくれたから、これからも繰り返そう。

となるワケです。

 

その後、ひとまずフセの姿勢を保持していなければいけないことを教えようと、遠くからフセを指示してから犬の下に戻りました。

 

何がご褒美になるのか、どうしてその行動をまた繰り返そうとするのか…犬の視点に立って考えると少しずつ道が見えていくように思います。

 

ダウンステイについては9月中にどうにか形にしたい!と思っていましたが気が付いたら9月最終日…

10月も引き続き愛犬とのトレーニングを頑張りたいと思います。

 

たろす

 

 

 

犬の歯磨きは毎日必要?③

 

こんにちは、たろすです。

 

愛犬の歯磨きは毎日必要!とデカい口を叩いている私ですが、

昨日はどうしても体調不良で寝る前にしている愛犬の歯磨きをせずに眠りについてしまいました…

 

自分の中のルールとして「自分にしたことは犬にもする」を課しているので

普段自分がオヤツを食べれば犬にも犬用のオヤツをあげますし、外出する前には散歩に行きます。

毎日の歯磨きにもそのルールを課しているので、昨日は自分の歯磨きもしないまま就寝してしまいました。

 

ガサツな性格なので自分のなかでは朝磨けばギリギリセーフなんですが、なかなか世間から引かれそうですね

 

 

愛犬の歯磨きが習慣化するまではなかなかルーティンのなかにうまく組み込むのが難しいかもしれませんが

なにかしらマイルールを課すことで強制的に習慣化することも可能ではないでしょうか

「愛犬の歯磨きをしないと自分の歯磨きNG」「愛犬の歯磨きしないと化粧NG」などなど自分なりのマイルールで習慣化を目指しましょう

 

犬の歯磨きに必要なもの

・歯ブラシ

・水を入れたコップ

・一口大のオヤツ(写真のオヤツは歯磨きガムを小さくカットしたもの)

※多頭飼いの場合はワンちゃんそれぞれに歯ブラシを用意してあげましょう

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歯磨きのやり方

歯ブラシはペン持つようにすると余計な力を入れずに磨くことが出来ます

力で磨くようなことはせずに、歯ブラシの毛で優しく汚れを落としてあげましょう

 

磨きやすい前歯・奥歯から始めてみよう

犬の歯は切歯(前歯)、犬歯(キバ)、前臼歯(手前の奥歯)、後臼歯(奥歯)があります。

 

まず犬歯を歯ブラシで一撫でしてみましょう

いちばん見やすくて、一番磨きやすい部分です

 

歯磨きが苦手だったり、歯磨きを始めたばかりのワンちゃんには、一撫で歯磨きをしたら一粒オヤツをあげて歯磨きに良いイメージを持ってもらいましょう

 

 

犬歯の上下左右4本を磨けたら、次は奥歯を磨いてあげます

奥歯をしっかりと目視するのはなかなか難しいですが、奥歯の大きい歯から確認して行いましょう

口を開いてしまわないように、マズルを優しく手で包んであげながら行うと、しっかりと磨くことが出来ます。

 

少しずつ、しっかりと目視しながら磨けるように唇をめくったりできるように練習していきましょう

歯磨きが苦手で、歯を食いしばって頬まで固くしてしまうワンちゃんには、歯磨き前に頬をマッサージして優しくほぐしてあげると良いですね

 

前歯を磨こう

犬歯、奥歯を磨けるようになったら、次は前歯を磨いてあげましょう

 

鼻の下をぺらッとめくると人と同じような平らな歯があります。

上下それぞれ、丁寧に磨いてあげましょう

一撫でごとに一粒のオヤツは忘れずにあげてくださいね

 

残りの歯を磨こう

犬歯、奥歯、前歯を磨いたら残りの歯を確認していきましょう

 

前臼歯と呼ばれる、犬歯~奥歯の間の部分の歯は

歯茎から出ている部分が小さく、見逃しがちな部分になります。

 

小さい歯も見逃さずに、優しく磨いてあげましょう

 

 

歯の裏側を磨こう

最後に歯の裏側を磨きましょう

なかなか難易度が高いので、無理に行うことはせずに歯ブラシに慣れてから進めてあげましょうね

 

1撫でごとに歯ブラシは濯ぎましょう

 

もちろん毎回流水で濯ぐでもOKですが、少し面倒ですよね

コップに水を入れておいて、1撫でごとに歯ブラシを濯ぎましょう

 

歯磨きが終わったあとにコップを見ると、落ちた汚れが一目瞭然で、やり甲斐も感じます(笑)

 

↓こちら歯磨き後の水です(透明のコップだとより見やすいですよ)

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オススメの歯ブラシ

犬用の歯ブラシ、いろんなメーカーからたくさん出ていますが

ほとんどが犬の口のサイズに合わせた小さなものが多いように思います。

 

小さい歯ブラシは一見磨きやすように見えますが、一回で磨ける範囲が少ないので、その分多く磨く必要があります

 

歯ブラシを選ぶポイントは毛先の密度と毛の柔らかさです。

 

たまったプラークを効率よく掻き出すため、そして愛犬の歯茎を傷つけない為使いやすい歯ブラシを選んでいきましょうね

 

いま私が使用している歯ブラシは左の青い歯ブラシ(Tepe)です。

右のものと比べて毛量の多さ一目瞭然ですね

とても柔らかい毛なので、使いやすさを実感しています。

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パピーのうちに出来ること

犬の歯の生え変わりは、生後5〜6ヶ月ほどの時期に起こります。

生え変わり前の時期は絶好の歯磨き練習期間!

 

生え変わる前に歯磨きの練習をばっちりしておくことで、愛犬の一生モノの歯で後悔することは無いでしょう

 

警戒心が薄いパピーの時期に歯磨き練習をすることで、飼い主さんもワンちゃんもストレスなく歯磨きすることができますよ

是非、お迎えした直後から歯磨きを日常に取り入れていきましょう

 

 

自分の愛犬を迎えた時から歯磨きをしなかったこと、犬には歯磨きなど不要と思っていた過去、全て後悔でしかありません。

みなさんがこんな思いをしないよう、みなさんの愛犬が一生健康においしくご飯を食べられるよう

何かの参考になれば、幸いです。

 

そしてわたしも、またこれからできることを模索して今後も引き続き愛犬とトレーニングに奮闘して行きたいと思います。

 

それでは

 

たろす

愛犬の歯磨きは毎日必要?②

こんにちは、たろすです。

 

先日、犬の歯磨きの重要性について日記を書きました。

今回は愛犬に実際歯磨きをする際の注意や手順をお伝えしたいと思います。

 

ですがその前に....

今まで歯磨きをしたことがなかった、気にしたことがなかったワンちゃんの場合は歯磨きをしても良い口腔内環境なのかどうかを獣医師さんに確認しましょう

 

もし既に口腔内に問題があった場合、気づかず歯磨きをすることで悪化させてしまう危険性があります。

万が一が無いように、しっかりと確認をしてもらうと安心です。

 

それでは犬の歯磨き準備編です

 

 

愛犬が歯ブラシを見たときの反応を確認しよう

歯磨きを実践する前に、愛犬が歯磨きに対してどういう感情をもっているのかを確認しましょう

 

 

歯磨きをしたことがないパピーのワンちゃんであれば、初めてみる歯ブラシに対して悪い感情を持つ子はおそらくほとんどいないでしょう

 

もしかしたらオモチャと勘違いして噛んだり、じゃれあったりしてしまうかもしれません。

そういった子の場合は、歯ブラシは噛むものではないことを教える必要がありますね

 

もし既に歯ブラシに対して悪い感情...

嫌悪感を持っていたり、恐怖を感じているワンちゃんの場合は歯磨きを始める前に歯磨きは怖いものではないと知ってもらう必要があります。

 

歯磨きを既にしていらっしゃる方の中には、愛犬が逃げないように保定して必死に頑張っている方もいらっしゃるのではないでしょうか

愛犬が好きなオヤツで誘ってそのまま羽交い絞めで歯磨き…というようにせざるを得ないほど愛犬が歯磨きを苦手としていらっしゃるご家庭もあるかと思います。

 

歯磨きのたびに愛犬も飼い主さんもストレスになりかねない状況を脱して、愛犬が歯磨きを苦手ではなくなるようにする対応策をお伝えします。

 

 

歯ブラシを見ただけで逃げてしまうワンちゃんの場合

歯ブラシを見ただけでこれから起こることを察知して逃げてしまう…

歯ブラシ単体なら大丈夫だけど、歯ブラシを人が持ったら逃げる…

歯ブラシに近づいただけで逃げる…

歯磨きの時間が苦手なワンちゃんの困ったあるあるですね

 

歯磨きと歯ブラシが関連付けられてしまい、

もはや歯ブラシ自体がこわい!と思ってしまっている子には歯ブラシへの恐怖を無くすため、歯ブラシに慣らすところからはじめてあげましょう

 

まだ歯磨きをしたことがないワンちゃんの場合はこのステップは飛ばしてOKです

 

歯ブラシを用意すると逃げるワンちゃんの場合

①歯ブラシを床に置きます

②おそるおそるでも愛犬が歯ブラシに自ら近づけるようであれば、歯ブラシの近くにオヤツを投げてあげましょう

※余裕で近づける子の場合は手に持ったverに移行しましょう

③歯ブラシに近づけない子の場合は歯ブラシの近くにオヤツをばらまき、人間は離れても守ります

ワンちゃんが床に置いた歯ブラシに余裕で近づけるようになるまで毎日繰り返しましょう

 

手に持った歯ブラシを怖がる子の場合

①歯ブラシを床に置いて、隣に手を添えます。

 愛犬が近づけるようであればオヤツをあげましょう

②歯ブラシは床に置いたまま、手を歯ブラシに沿えます。

 まだ歯ブラシを持ち上げたり、動かすようなことはしないでください

 愛犬が近くまで来れるようであれば、オヤツをあげましょう

③歯ブラシを手で持ってみましょう

 愛犬が近くに来れるようであれば歯ブラシを持つ反対の手でオヤツをあげましょう

 

 

このトレーニングを行う上で、愛犬のお尻を押して近づくように促したり、無理やり近くに連れて行くようなことは決してしないでください。

オヤツさえあれば直ぐに近くに寄れる子もいれば、地道に鳴らしていかないと難しい子もいます。

苦手意識の払拭は、苦手となる経験をした倍の時間が必要とも言われます。

気長に焦らず行うことがなによりも重要です。

愛犬のペースに合わせて毎日コツコツやってあげましょう

 

 

歯ブラシを見ても平気になった、または歯ブラシをみると噛んでしまうというワンちゃんは、歯ブラシを噛まないためのトレーニングに移行しましょう

 

歯ブラシは噛むものではないと教えてあげよう

咬めるものは何でも噛んでしまうパピーちゃん

咥内に異物が入ってくるのが嫌で噛んでしまうワンちゃんには

歯ブラシはオモチャでもなければ、嫌なものではないことを教えてあげましょう

 

①水をいれたコップにははちみつを入れる(ちゅーるでも可)

②歯ブラシにはちみつ水をたっぷりとつける

③愛犬の口元にもっていき、舐めさせる

咬みそうになったら歯ブラシを遠ざける

 

ちゅーるを使用する場合には、水に溶かさず歯ブラシの毛先に少し乗せて舐めさせることも可能です

 

※愛犬の体重に見合った量のはちみつを使用ください

通常はちみつは犬に問題ありませんが、アレルギーがあるワンちゃん/腎不全のワンちゃん、幼犬老犬の場合はボツリヌス菌中毒になる危険性もありますので控えてください

 

 

マズルを触れるようになろう

みなさんの愛犬はマズルや口元、歯茎や唇など触られることに慣れていますか?

歯磨き中にこちらの指示に従って頭を動かさずにいてくれたり、口を閉じたり開けたりしてくれるワンちゃんであれば別ですが、

ほとんど、99%のワンちゃんは多少の保定が必要になるかと思います。

 

保定といっても、羽交い絞めにしたり逃げないように押さえつけるようにするわけではなくあくまで顔を少しこちらに向けたり、歯磨きをしやすいように歯を合わせてもらったりするためのものです。

歯磨きをする際にはマズルを軽く包むように持ったり、歯茎が見えるように唇をめくったりする場面が多々あります。

せっかく歯ブラシにならしても、この保体によってまた歯磨きを苦手になってしまう可能性もあります。

愛犬がストレスを感じないように、歯磨き中の保体の練習をしてあげましょう

 

 

SNSなどには手のひらに顎を乗せたり、ぬいぐるみに顎をのせたりするかわいいワンちゃんの動画がたくさんあります。

遠くから駆け寄ってきて顎を乗せてくれたり、顎を乗せたまま見上げてくれたりする犬の様子はとてもかわいいですよね

 

顎乗せはとってもかわいいワンちゃんのトリック(芸)だと思われがちですが実は受診動作訓練というトレーニングにも活用されています。

 

受診動作訓練とは、動物園などのライオンやカバなどに対して安全に診療をするためのものになります。

麻酔無しでライオンに必要な治療をするなど、動物がストレスなく診療を受け入れるようにするトレーニングです。

興味がある方はYouTubeなどで動物園が発信しているので検索してみてください。

 

愛犬に顎乗せを習得させると同時に歯磨きへの一歩を踏み出しましょう

顎乗せの教え方

①手のひらを上にして愛犬が顎を乗せやすい高さで、愛犬の顔の前に手を横向きにして出しましょう

②もう片方の手にオヤツを持ち愛犬の鼻先から手のひらを通るように移動させます。

オヤツに誘われて愛犬の顎が手のひらに触れたら褒め、手に持っていたオヤツをあげます

③愛犬が慣れて来たら手のひらに顎をしっかりと預けられるようにしていきます。

鼻先から手のひらの上を通した後オヤツを少し下にさげ、犬が手のひらから下をのぞき込むように誘導しましょう

犬の顎の重さが手のひらに感じられたら褒めてオヤツをあげます

④最後に手のひらに顎を乗せる時間を伸ばしていきましょう

 手のひらに顎を乗せた状態でオヤツをかじらせたり、1秒、5秒、3秒など小まめにオヤツをあげたりすると犬にも無理なく時間を伸ばしていくことが出来ます。

 

マズルを包むように持ってみよう

顎乗せをすることに慣れたら次のステップです。

 

手のひらに顎を乗せたまま、手を軽く曲げてマズルを包むように持ってあげましょう。

包みながらオヤツをあげると、ワンちゃんもマズルを触られることに嫌悪感を示さずに受け入れることが出来ます。

 

まだ愛犬がパピーちゃんの場合であれば、このようなトレーニングをしなくてもマズルを触ったり、持ったり、唇をめくったり…

小さいうちから日常の中に取り入れることでワンちゃんも安心して身をゆだねることが出来ます。

 

 

ワンちゃんの歯ブラシへの恐怖心や抵抗感が減り、歯磨きへの意欲が見られたら実際に歯ブラシを使って歯磨きをしてみましょう!

 

次回、歯磨きを実践する上でのポイントをお伝えします。

 

歯磨きまでの道のり長すぎ…という声が聞こえてきそうですが、一生ものの歯の為に着実に一歩一歩重ねていきましょうね

 

 

たろす

 

 

 

 

 

 

 

 

愛犬の歯磨きは毎日必要?①

 

 

こんにちは、たろすです。

 

先日犬の歯磨きセミナーを受けてきました。

 

みなさんは愛犬の歯磨き毎日していますか?

愛犬は歯ブラシに苦手意識をもっていませんか?

愛犬の咥内をしっかり観察できていますか?

 

 

人間と同様に犬にとっても歯は一生ものです。

 

わたしは今まで犬の歯磨きの重要性を全く知らず、上手な歯磨きをしてあげる事が出来ませんでした。

過去の反省と自戒を込め、歯磨きの重要性を書き記したいと思います。

 

みなさんの愛犬が生涯健康でいられるように、歯磨きの正しい知識を身に着けるお手伝いが出来ますように、最後まで御覧いただければ幸いです。

 

 

 

犬の歯磨きって毎日必要?

そもそも、犬って歯磨きが必要なの?しかも毎日?とお思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか

先祖がオオカミっていうし、歯磨きなんて不要じゃない?という意見も耳にしたことがあります。

 

ですが犬の食生活を考えると、ドッグフードやオヤツなどなど…どう考えてもオオカミの食生活とは異なります。

オオカミを含む野生生物は食事を生のまま食べます。加工などされていないので繊維質を多く含むためよく噛む必要があり、それが結果として歯磨き効果を生んでいるといわれています。

そのため、ドッグフードやオヤツなどを日常的に食べている家庭犬には歯磨きが必要という事になります。

(注意※現在の犬は長年人間の下で暮らし、健康を維持するための食生活も人に近くなっています。くれぐれも要加熱のお肉を生のまま愛犬にあたえることはしないでください)

 

「歯磨きには歯磨きガムを使っているから大丈夫」?

歯磨きガムやデンタルトイ、いろいろなメーカーからでていますよね

わたしも歯磨きガムは愛犬に与えています。おいしいのか?と思う見た目ですが、愛犬にとってはお気に入りのオヤツのようで、袋から出すたびに尻尾を振っています。

 

ですがこの歯磨きガム、「歯磨き効果」という観点では期待しすぎに注意です。

 

調べたところによると、犬用歯磨きガムに記載されている「歯磨き効果」はほんの数パーセントでも汚れが落ちていると数値が出れば基準クリアなんだそうです。

 

歯磨きガムを噛むことで歯の先端の汚れは落ちるかもしれませんが根本はどうでしょうか?

歯磨きガムのほとんどはアウトラインがギザギザとしてはいますが、歯の間に入るほどではありません。

人間用の歯ブラシのCMでもよく言われているように、歯周病予防で一番重要なのは「歯と歯茎の間」です。ここに汚れがたまっていき、ほおっておくと歯周病が進行してしまいます。

 

果たして歯磨きガムは、「歯と歯茎の間」まで届いているんでしょうか

 

わたしも歯磨きガムを愛犬にあげていますが、あくまでオヤツとして

歯磨き中のご褒美にちいさくカットした歯磨きガムをあげています。

 

(補足ですが、人用のガムなどに多くふくまれるキシリトール、フッ素は犬が食べると中毒になるので絶対に与えてはいけません。)

 

犬が歯周病になる原因

歯周病になってしまう原因は歯についたねばねば(プラーク)がたまることで口の中の環境が悪くなり、細菌が増えることにあります。

 

このプラークといわれるねばねばは口の中にいる常在菌が何らかの理由で増えすぎてしまった細菌の塊です。

そしてこのプラークが放置され固まることで歯石となり、歯肉炎や歯周炎を引き起こします。

 

プラークがたまりやすいワンちゃんもいれば、たまりづらいワンちゃんもいます。

そもそもの体質や歯並び、食べているものや涎の量、水を飲む量など様々な要因が関係しているといわれていますが結論付ける研究結果は未だ示されていません。

 

 

実際、私が実家で飼っていた犬は一度も歯磨きをしていませんでしたが、歯周病などはなく一生涯を終えました。

(※もしかしたら歯周病という形で異変が出なかっただけで、咥内細菌が健康に害をなしていなかったとは言い切れません。咥内でたまった細菌が体内に入ることで健康に害をなす場合も多々あるそうです。)

 

 

そのように歯磨きがなくとも咥内環境を維持できるワンちゃんがいるのは事実ですが、歯石がたまったり、歯周病となってしまったら取り返しがつきません。

獣医師の元、全身麻酔を打ってスケーリングをすることで歯石をとることはできますが、愛犬の身体に大きな負担となりますし費用もかさみます。

 

(無麻酔でのスケーリングを行っているサロンも近頃よく見かけますが、ほとんどが獣医師資格のない方になります。保定のやり方、治療のやり方、また衛生面に関しても十分に信頼がおけるとは言い難い場合が多いです。施術者の方によく話を聞いて、裏付けを得て納得ができてから利用するべきだと思います)

 

犬の歯磨きの目的

みなさんは自分の歯を磨くときどんなことに気を付けていますか?

 

犬にも歯磨きが必要!ということでペットショップなどでもいろんな種類の歯ブラシが販売されています。

指サック型になっているものや歯磨きシート、ヘッドが小さいもの、360度歯ブラシなんてものもありますね。

 

歯磨きと言いながら、愛犬に歯ブラシを噛ませているような動画もSNS上でみたことがあります。

オモチャだと思って歯ブラシを噛んでしまうことは犬あるあるですが、ずっとそれを続けていても歯磨きが出来ているとは言えませんし、噛み続けることで歯ブラシの誤飲・誤食なんて危険もあります。

 

そもそも犬の歯磨きをするときに目的としているのは歯、歯茎あたりについているプラークを取り除くことになります。

 

水をたっぷりつけた歯ブラシで歯を撫でてあげれば十分プラークは取れます。

強い力でごしごしと磨く必要はありませんし、一撫でごとにオヤツをあげても問題ありません。

 

歯磨き中にオヤツと思われる方も多いかと思いますが、歯磨きを苦痛な時間にさせないためにオヤツは必須です。

プラークは早ければ24時間、遅ければ3日~1週間で歯石になるといわれています。

逆に言えば、歯磨き中にオヤツをあげたとしても、また24時間以内に歯磨きをすれば良い話なんです。

 

歯磨きが苦手ではなくなった、得意になったワンちゃんであれば小刻みに動かしたり、数回歯ブラシで歯を撫でてから一粒のオヤツというやり方も可能です。

無理に進めたり、短時間で済ませようと焦るとかえってワンちゃんにとって歯磨きが苦痛になってしまいますので、ゆっくり優しくを心掛けましょう。

 

次回、具体的な歯磨きのやり方を書いていきたいと思います。

 

たろす

 

 

 

 

 

 

 

愛犬からのサイン

こんにちは、たろすです。

 

今日は久しぶりに晴れて暑くなりましたね。

日差しが出る前に朝の散歩にいくべきだったんですが、のんびりして丁度良い時間を逃がしてしまったので夕方の気温が落ち着いたころに愛犬と散歩に行きたいと思います。

 

朝ごはんの後、家事をしながら愛犬と戯れ、私が洗濯物を干す時間で愛犬は外のニオイを嗅ぎ、一仕事始める前にボール投げをして遊びました。

 

 

うちの家には犬2頭いるんですが、朝の一連の流れの中でベランダについてきたのはポメ柴のくま。一緒にボール投げをしたのはポメのたぬです。

 

くまとわたしがベランダに出る時、大抵たぬは窓の近くで様子を見るだけです。

たぬと私がボール遊びをしている時、大抵くまはのんびりと寝そべって過ごしています。

 

こんな風に2頭を見ているとそれぞれ個性があるなあと感じる事が多くあります。

 

 

2頭と私でオモチャ遊びをする時間ももちろんありますが、

たぬはボールを投げて、キャッチして、「持ってきて」をするのが好きで

くまはロープで引っ張りあいっこするのが好きです。

 

そのためかどちらかに比重を合わせた遊び方をしていると片方が飽きて抜けることが多くなります。

 

 

お散歩に関しても2頭の好みは異なります。

 

たぬは外で走り回るのは好きですが、一定時間過ぎると歩きたくないモード。

疲れたのかと思い家に戻ると元気に走ってボール遊びを要求してきます。

 

くまは外ではあまり走りたがらず、ニオイ嗅ぎに一生懸命。

歩いても歩いてもいろんなところに行きたがり、散歩から家に戻ると一息ついてのんびりと過ごします。

 

2頭がリンクした体勢で寝ていたり、一緒のタイミングで首を傾げたりしたときもかわいいなと感じますが、2頭が個性豊かに好きな行動をしていると愛おしさが溢れます。

 

 

みなさんの愛犬が好きな遊びはなんですか?

好きなオモチャはありますか?

飼い主さんからどんな風に撫でられるのが好きですか?

 

うちの愛犬2頭の行動の違いをあげてみましたが、最新たに気づくことができた愛犬のサインについても書いてみたいと思います。

 

ポメ柴のくまは外見が殆どポメラニアンなんですが、性格は柴っぽく頑固で自由気まま。外部に対しての警戒心はとても強いんですが、家の中では甘えん坊です。

甘えモードになると手の上に頭を乗せて寝転んできたり、無理やり手を引き寄せたり、「なでろ」という気持ちがとても分かりやすく、甘えるのがうまいなあと思います。

 

 

対してポメラニアンのたぬは人が大好きでついて回らないと落ち着かないタイプです。

アイコンタクトを良くとってくれ、遊んでほしいときはボールを持ってきて身の前に置いたり、オヤツがある方向と私の方をちらちらと交互に見て要求したりすることもあります。

作業をする足元で寝そべっていたり、声をかけると尻尾を振ってくれたり、甘えてくれるのはすごくかわいいなと思います。

 

 

ですが先日、いつものようにくまが撫でてと近くにやってきたので思う存分撫でまわしていたところ同じようにたぬが近くに寄ってきました。

 

くまが撫でられている間たぬはじっと近くにいるだけで何も主張をしませんでしたが、撫でてほしいのかな?と同様に撫でてみたところ嬉しそうにしてくれていました。

 

そこでたぬからの甘えのサインにこれまでちゃんと気づけていたのか?と感じました。

上に書いたようにくまは甘えるのがとてもうまく、主張がはっきりとしています。たぬが撫でられている時、もし自分も撫でてほしければ手を引っ張って自分の下に寄せて主張します。

 

たぬも時折私が座っているところにごろんと寝そべって甘えることはありますが、くまのターンを奪い取るようなことはこれまでもその時もしませんでした。

 

それに気づき、わたしはこれまで主張がわかりやすい方を優先してしまっていたのではないかと反省しました。

 

主張の分かりやすさから気持ちの大きさ小ささを図ることはできません。

 

ちいさな変化だったとしても、愛犬からのサインを見逃さずに気持ちを汲み取っていきたい、と改めて感じるきっかけでした。

 

犬たちは話せない分、行動で気持ちを表してくれます。

そして私たちの行動も良く見ています。

 

愛犬からのボディランゲージを見逃さず、こちらからの愛情もしっかりつたえていきたいですね

 

たろす

 

犬が苦手な犬の散歩

こんにちは、たろすです。

 

早く課題をクリアして先に進むぞと意気込むのを止めて、

愛犬と自分のペースで毎日コツコツトレーニングを頑張ろうと心を入れ替えて今日は穏やかに散歩を楽しみました。

 

私は犬2頭と暮らしていますが、現在散歩は別々に行っています。

以前は一緒に散歩に行っていたのですが、2頭歩くペースが全然合わないこととどちらかが吠えると興奮が連鎖して収拾がつかなくなってしまい、散歩時間が私のストレスになってしまったことが一番の理由です。

 

一頭ずつ散歩に行けば犬が好む速さで散歩を楽しむことが出来ますし、

好きな時にニオイ嗅ぎをさせることもできます。

なにかしらの理由で吠えが出てしまったとしても、一頭であれば直ぐに集中をとることが出来ますし、そもそもその前に対処を行うことも可能です。

 

将来的に2頭一緒に散歩を楽しめたらいいなとは思っていますが、愛犬2頭が散歩中苦手を克服するまではそれぞれ個別と散歩時間を楽しみたいと思っています。

 

 

みなさんの愛犬にはなにかしらの苦手がありますか?

 

うちの愛犬は2頭ともどちらかというと臆病な性格で苦手なことがとても多いです。

 

これはパピーの頃に十分な社会化をさせてあげることができなかった私の責任なんですが、社会化についてはまた今後お話したいと思います。

 

2頭それぞれ苦手なことはありますが、特に苦手なことが多いのは年下のくまちゃんです。

 

愛犬くま(ポメ×柴の女の子。もうすぐ2歳)

散歩中の苦手なこと

・自転車/トラック/車いす/おじいちゃん/ランナー/じっと見てくる通行人

・テンションの高い犬

・大型のワンちゃん

などなど

 

育ってきた中で普段あまり関わる機会のなかった年配の男性がとても苦手のようで、かわいいね~とにこやかに話しかけてきてくれた人にも激しく吠えてしまう…なんてこともありました。

 

今は愛犬のそれぞれの苦手リストが分かっているので、苦手そうだな~と思ったら対峙しないように避けたり、大丈夫な距離まで離れたり対応を行っています。

 

愛犬くまの苦手リストをいくつか書きましたが、以前はもっと苦手なことが多く

犬を見れば必ずリードを全力で引っ張って連続的に吠えかかり、目が合う通行人全員に吠えかかり、落ち着けようと声をかけても全く聞き耳を持たず…

だれとも遭遇しない真夜中の散歩だけが心の安らぎ…と思えるほどに散歩が苦痛に思うこともありました。

 

その当時は犬のトレーニングに関して今よりも更にかじった程度で、やってはいけないことに縛られて不安になったり焦ってしまったり、負のループにハマっていました。

 

これまでの反省を生かし、そして自分自身気を負いすぎず、愛犬の苦手なことをしっかりと把握し、少しずつ慣らし、最近着実に克服できていると感じます。

 

愛犬の苦手なこと自体はおそらく以前とかわらず存在しているのですが、

苦手なことに対しての反応がだいぶ変わってきてくれました。

 

以前はすべての犬視界に入るだけでリードを引いて、吠えて、全く聞き耳を持ってくれない状態だったのが

今では集中をとりながらであれば犬と冷静にすれ違うこともできますし、吠えるというアクションをとることは殆どなくなりました。

以前は自分より大きな体格のワンちゃんを前にするとパニック状態になってしまっていましたが、最近は対象を気にしつつも呼びかければ目を合わせてくれ、過剰に反応することなく落ち着いてくれています。

 

とはいっても今でもいきなり目の前に苦手なものが現れたりすると突発的にワン!と吠えが出てしまいますし、散歩に出発した直後などは興奮で気が立っているのか向かってきた自転車に吠えかかってしまうこともあります。

 

 

まだまだ犬のなかには苦手意識が存在しているんだろうなと思いますし、もしかしたら完全に苦手を克服することは一生かかっても無理なのかもしれません。

 

ですが苦手なことを克服することは難しくても、対処法を知っていれば問題はありません。

 

犬がいて、怖いなら近づかなければ良い。

トラックの音が気に食わないならそのまま通り過ぎるのを待てばいい。

 

苦手なことに意識が向いている状態は人でも犬でも良い精神状態とは言えません。

 

苦手なことを苦手でなくすることは難しくても、どうすれば大丈夫なのかを考えることで愛犬のストレスも人間のストレスも緩和されるんじゃないでしょうか

 

まだまだ愛犬の気持ちを全て理解できてるとは言えませんが、これからも気持ちを読み取ろうと奮闘し、犬と穏やかで楽しい時間を過ごしていきたいと思います。

 

たろす